Blue禅 < ギター教室


   侍堀ギター教室中級変第二回


 最近、先生の周りで、こんなことを言う人が多いです。「昔、ギター弾いてたんだけど、Blue禅見たら、また弾きたくなってきちゃって、楽器屋行って、店員おすすめのクサったギター買っちゃった。」

 どこがクサってるのか?ネックです。ネックがネックです。割ってみると、中から、寄生虫を100倍でかくしたような、フナクイムシが出てきて、それをナマでペロリ〜ン、オエ〜〜、ゲ〜〜!

 ギターは出荷された時には、「標準弦高」に設定されています。この状態で弾いて、1弦がフレットに当たってビビリ音が出るようでは、先がおもいやられます。ボディの下の方のコマみたいな奴のネジを回して、弦高を上げればビビリは解消されますが、またしばらくすると、ビビリ音がでてきます。原因は、ネック表面のデコボコと、ネックの反りの2つだそうです。いいネックで、長年使ったことによる反りの場合のみ、メンテにだせば直ります。

 表面がデコボコした大量生産ネックは、押さえるポジションによって、ビミョ〜〜にチューニングが合わなくてイライラします。また、ずっとこれで弾いてると、耳も悪くなるでしょう。デコボコを削って、反りを直せば使えないこともありませんが、ネックごと交換した方が早いです。てことは、最初から、15万以上だして、60〜70年代のいいネックのギター買った方がいいってことです。

 先生が持っている、1967年テレキャスター貼りメイプルネックは、ほとんどチューニングが狂いません。(狂わない弦の張り方と、入念に弦を伸ばすのも必だけど)腕ぶん回して弾いたり、叩きつけたりと大事にしてなくてごめんねジロー。そうか!ギターの写真アップして自慢すればいいんだ。ハハハハハ。