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      グレート KAWAZOE SUPER REPORT
バリ トリップ レポート 2000

2000年2月3日〜10日までトリップしてきた
OSC・グレートKAWAZOEのバリレポートをお送りします。

4部構成+スナップ写真2枚となっております。

前編

バリの模様をお伝えします

バリには、御存知の通り乾期・雨期があり、乾期にはクタ方面(チャング−、エアポ−ト、バリアン、メディウイ、ウルワツ等々)が良く、
雨期は、逆方向のヌサ・ドゥワ(3カ所ある)、サヌ−ル(3カ所)、サランガン等々がいい。
今 回は、後者の雨期にあたり前述のポイント中心のサ−フとなった。

▲3日:初日。少ない資料を基に分けわからん道をレンタカ−にてヌサ・ドゥワ方 向へ。
>迷い迷いポイントに着く。。なんか遠い所でわれてます、肉眼では わかりずらいがサ−ファ−がぼんやり見えている・・
サイズはダブルオ−バ−位か?
(後で分かったが、このPはヌサ・ドゥワのなかで一番敏感でこの時の 状況はトリプル前後とおもわれる。。)
まっ、いろいろみてみましょ!と言う事で次に着いたのが同中ポイント:
さっきのところよりワンサイズダウン程で R・G、両方あるがGの方がおおきめで良さそう(以前、相棒が一人で挑戦して。 。。
やられたポイントらしい・・)

同小P=スリランカP、ここは、どうもホテルが大きくて海岸にアクセスしにくい 。。
最寄りであろうホテルのPに駐車して竹藪の裏路地を歩いて海岸へ・・
3人入ってい る・頭前後か・体慣らし!っとボ−トの親父に交渉し高めの料金を払いアウトへ。。
とり あえず頭ほどのにのる・・ミドルの部分で掘れ上がり(浅めのテ−ブルがある)抜けられ ない。。

少しブレイク位置のずれたやつを狙う。まぁまぁファンウェイブ*2Hサ−フ、あ 〜暖かい*

ホテルに帰り目の前のクタビ−チで夕暮れまでサ−フ:肩前後サイズでほとんどダ ンパ−。
切れてる所はあるが波の取り合いと強めの流れで疲れきる(あがりしな波はダブル になってた。。)

▲4日:昨日の朝ホテルのツア−会社におったバリニ−ズにレンボンガン島行きを 進められ分けわからんうちに約束して、
早朝そいつとレンボンガン・ロ−カルがむかえにくる。。

ボ−トの発着場のサヌ−ル到着。。。ここもポイントでアウトでソリッドなダブル オ−バ−が完璧にブレイク!
チュ−ブは無い様だがその一歩手前の巻き上げの強烈な波・ ・
7〜8人がサ−フ(こりゃ、入れん。。)
サヌ−ルP横目にボ−トで沖を行くこと1時間、レンボンガン島着。。方向的には サヌ−ルの反対なのに
うねりは変わらず大きめ(どうなってんの?ここの海)、ラスト・レイション(最 後の砦か?)と言う
ポイントで入る。 だいたい頭前後の波でセット頭半位・・楽勝気分で入ったが。 。そうは、いかない

セットはレイトでロ−カル2m程ドロップしテイク・オフ(これが、さすが慣れとる!)
その後チュ−ブに3〜5秒入って必ず抜けてくる。。そのあとは、ファン・ウェイ ブと言う感じ。
ショルダ−からならなんとか行けるが、ロ−カルの誰かが抜けてくるのでダメだ。
日本人5人(俺等も含めて)みんなでミドル狙い(あ−なさけな!)

1ラウンド終えボ−トに乗るとロ−カルの若、足先から流血。。(直ちに医者に縫合)聞くと、やっぱパ−リングだ!
海底はサンゴか岩かしらんけど、かなりとげとげしかったからなぁ〜(かく言う俺 もセット行ってないのに軽く2カ所やった。)
もう1ラウンド消化の後、島をあとにする。。                
   
(ここの、セットを滑れる日はくるのか??)



中編

▲5日:昨日のレンボンガン・ロ−カルと共に動く。
まずは、道のわかりずらく、 波の評判の良い(人は多いらしいが)サランガンPへ連れて行け。と言うことでがたがた道の
先にポイントが現れた。。。。

でっかいなぁ〜、ダブル〜トリプルか? 早いブレイクがサ−ファ−を飲み込んで いる。。
それにもかかわらず10〜20人入っている。(ここも結構遠くて、入ってみな詳細は分からない)

一緒にきたバリニ−ズ、やられんのんみといたろうと思って「GO!GO!」言ったら、
俺ら入る気無いのに「あんたらが、可哀想」なんてぬかされた。。。(こいつも、ハ−ド なサ−フィンは極力さけとんな。)

それで次に連れて行きよったんが、サヌ−ル・シ−クレット:ここは、数少ないビ −チで
波も小さめの頭チョイ程だが例によって、いいとこ人多し。。しかしインサイド・ ブレイクなのにそんなにどっか〜んと
ならずいい感じでくずれてくる。波取り合戦に参加するもののなかなか取れず、一緒に きたバリニ−ズに
がばがば波取られる(昨日、だいぶ飲ましたったのに。。。サ−ファ− には関係ないか)

2ラウンドの間、ちょろちょろ乗って引き上げる。(混雑のないブレイクがあるが
やっぱり厚めでたるくいまひとつ)

▲6日:レンタカ−の契約が切れ昨日のうちにバリニ−ズとわかれる。(車の切れ 目が縁の切れ目か?)
まっ!このままいけばずっと一緒におるような奴らやから半分せいせいした気分
(Pの情報もそこそこ得れたし:そのぶん、かわいいほどやけど飲み食いさしてるが。。)

明日からのレンタカ−の契約を済ませ今日は一日タクをチャ−タ−し乾期のPだが 気になるバリアンP
メディウイPに向かう1時間半、車に揺られバリアンP着*やっぱりダメだ〜風が
合わない(しかし、

しっかりうねってる。。なんでやろ?)ここから、30分ほど先がメディウイPだ が・・
往復1時間のロスを考え引き返す(後で分かったがこの日メディウイPはいけたらしい。。)

サランガンP着:夕方4時、セット:ダブル程のええ波ゆっくりめにくずれて、誰 でも乗れます状態・
しかし〜人多く日本人50人、バリニ−ズ10人位の波の取り合い・・
(こんなやさしい波は嫌いなんだろうオ−ジ−の姿は無い・・)数本のなみ乗って上がろうとするとガンガンの
干潮で貝か岩かウニかと言う中瀬を20分、素足で歩き、上がる。。

▲7日:レンタカ−屋がどんくさくなかなか車が届かず届いたのは11時頃だった 。(今考えると、いやな予感が・・)
車に乗り込み一路スリランカPへ、(おととい、夕方チェック時ハ−ド・ブレイク だった。)

そろそろ、落ち着いているやろ〜と海にいつもの道をあるいて出ると、ちょぼちょ ぼ〜むねの波。。
潮加減のサイズ・アップを期待してパドルアウト(ここは、近かめで十分いける)

アウトに出ると、おとなしそうな日本人グル−プ5〜6人が入ってた。適当に乗っ てて少しサイズアップしだしたころの波で
分厚いとこでプルアウトし板から落ち水面に顔 を上げると板がサイドの風にあおられ飛んできた。
なんやわからんけど流血しかなり痛いどうも眉間の下ぐらいがフ ィンで切れてる模様。。
アウトの相棒の所に行き診断してもらうが・・たいしたことないといっているが?

どうするか考えていたら・・またもサイズアップのセットが・・・血がとまらない ので、未練残し、やむなく退散。。

上がりし頭チョイが入りだしてきた・・・おかげでこの日は後ノ−サ−フ(相棒もう1ラウンド)

このあたりで気づいたがここは、中Pとの比較で逆に大きいときが有り、いちがい にうねりの小さいPでは無い。


後編

▲8日:けがの様子は、フィンで切った所はある程度ふさがりだしたが・・鼻の打撲のほうがかんばしくない。。。
しかし、ホテルにこもってても仕方ないので午前中ゆっくりめにスリラ ンカPへ向かう・・

とりあえず、昨日の仕返しや〜と板持って海岸へ・・あれ〜〜?のフラット。。
浜 の現地人(結構、顔覚えられた)は、「残念ねぇ〜今日は波、休みぃ〜」とのんきに言っ ている。。
初めてやな、こんなドフラット

ヌサ・ドゥワ中Pも小さくて・・この時点で今日は休め!と言うことやろう。と解 釈しウルワツ見物。。
ウルワツP:この道をトム・キャロル(古いか?)も歩いたんか。。と思いながら 海に通ずる山道を行く

風が入っててダメ。でも、サイズはちょっとあり頭チョイ位か?(こんなうねりここでは、フラットだろう)
結局、この日は完全休業。。(後、分かるが、こんな日もヌサ・ ドゥワ大Pにいけば最低、頭位の波がある)

▲9日:昨日のお休みで朝からやる気まんまん。まだ薄暗い時点で相棒起こしまず は、サランガンPへ
(朝一は人、少ないと聞いていた)がたがた車を揺らして到着。。おいおい、がんがんの干潮で
(これは、分かっ>ていた)ムネ位しかないぞ。。入ってんのは、最初1人、見てる15分の間にあと
4人入っていった。。確かに人は少ないが。。。サイズ上がりそうでないのでヌサ・ドゥ
ワ大Pチェック*遠くのブレイク・・

しょうもなさそうに見え、ホテルに朝飯くいに戻る・・・ホテルの案内の現地人と しゃべっていると
大阪サ−ファ−のK氏と出会い、本日のご同行を約束する。

{☆大阪サ−ファ−K氏}:年齢43歳のばりばりショ−トサ−ファ−・キャリア は24年で、
13年まえからバリに通いはじめ、去年はバリに5回も遠征しバリのことは 完全把握。
一方本国では、台風の和歌山(でっかいP、ばっかり言っておられた)四国・海部P、
日本海に至っては一番、シ−クレットな青山弘一氏が発見したPなど中心に活動され 、
今回バリには、6.3f・6.7f・7.2fの3枚のボ−ドを持ち込み、すごい意気込みを感じた。。。
サ−フィンの 大先輩!!}


K氏が最初に向かったのがエアポ−トP:(朝飯の時チラッとこのPの話をしたので・・)
K氏、手慣れた様子で船頭に話し・・なんか、ちょっとあるみたいやからいってみよかぁ〜。
と言うのでそろってGO!!
アウトに出るとやっぱり小さめの胸位(シ−ズン、じゃない)  しかし、形のよさは小さくともうかがえ、
乾期には乗りやすいいい波だろう、と実感する。2時間で上がる・・(このラウンドでK氏の鬼パドルを拝見!)

午後からグリ−ン・ボウルPチェック
(手持ちの資料で、鮫の巣って、書いてあっ たのでK氏に聞くとだいじょうぶや〜!!たぶん・・て言ってました)
崖の上から見る。う〜ん、なん か厚めの割れ方。。もうひとつ・・
ヌサ・ドゥワ(大)やな。と言うことで移動、、ここでも、手慣れた様子で話し、 聞くと
3〜4時位からぼちぼち良くなってくるらしく、1時間程待ってボ−トでアウトへ・・・

結構、うねっている、人もまぁまぁ入っている。。ボ−トから飛び込む。
頭半くらいで綺麗に奥からブレイクする。。100m位は走れる・走れる
(まっ、人がそれなりにいて数はそんなに乗れないのだが)
3時間位やって・・アウトですでに分かっていたが ”素足で干潮歩行”
が、待っていた(ボ−ト、走行不能)30分位かかって上がる・・夜は3人で乾杯!

▲10日:最終日。本日もK氏と同行、波小康状態でヌサ・ドゥワへ・・昨日とさ して、変わらない感じ
(どっちにしても、日本のように風は無く、うねりだけの状態ばかりだ。。)

ボ−トでアウトに。いい感じ、全部が全部では無いがちょっと選べば長く乗れる、 サイズもほぼ一緒の状態
(これが、今の時期のここのフラットだろう??)頭チョイ位

2ラウンド:ホテルのチェックアウトぎりぎりまでヌサ・ドゥワPでサ−フ。干潮時、波の調子が良く
日本人プロやシェイパ−(四国)など強者がラインナップ(さすが、波を生かしてる・・)

合間でちょろちょろ乗って(K氏はがんがん張り合う・・ほんま、元気いいわ、この人。)
今度は安全楽ちんなボ−トにのって上がる。

夜、K氏お見送りの元、帰国の途へ


まとめ
いずれにしても、バリの海というのは、雨期・乾期の向きはあるにしろ、
その時期 のポイントに行けば
無風でうねりだけというベストな状況下でのサ−フィンで本当に魅力あるものだ。

それから、今回少しの間ではあったが同行させていただいたK氏のサ−フィンに対する熱
意は、計り知れないものがあり、(鬼パドル・強者との張り合い・華麗なライド・ 現地人
との適度な交流)あとを追いかけらるよう努力していきたいと思った。
(K氏は、禁煙家・トライアスロン・迅速さ・等々、雰囲気も代表に似ていて、代表の行
く末を見たような気がした。)

K氏!いろいろ邪魔しましたが、ありがとうございました。この場をかりて御礼申し上げます。

写真集
写真は、そんなに撮らなく(わすれてた)、うまくとれてませんが2枚だけレンボンガンの波です。
(アングルが悪いのか、さほど臨場感が伝わらないなぁ?)