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環境

私は持久力がありません。瞬発力ならそこそこありますが
長い間、動きつづけるのはしんどいものです。
まぁ、スモーカーだということもあるのでしょうけど、喫煙するずっと前から たとえば長距離走とかは、ぜんぜんだめでした。
得意なのは短距離走でした。時間の都合か、学校の運動会では短い距離の種目しか
なかったので、そこそこに活躍した記憶があります。

さて、波乗り。こいつは持久力と瞬発力を両方使います。
しかも、かなり酷使する場合もあります。
ビーチブレイクで、うねりが頻繁にやってくるようなハードコンディションでは
ひたすらパドリングをしてスープの下にもぐってと波の落ちつくアウトサイドまで
たどり着かなければ、サーフィンそのものができません。
つまりスタート地点にすらつけられないのです。

こんな過酷というか残酷なスポーツでありながら、あまり私はフィジカルケアをしない
ずぼらな人間です。理由は面倒くさいから(きっぱり)
まぁ、海に行きつづけいたらなんとかなるさ、なんて思っているんでしょうね。(他人事のよう)

確かに徐々に体力の低下、特に持久力は落ちてきていることを否めません。
乗れる波もビーチブレイクの話ですが、胸肩くらいがいいところですね。
それ以上の波は抜けるのはきつくなってきました。
湘南はあんまりいい波がこないので、助かっているのかもしれません。
いつの日か、体力的にできなくなる時がくるかもしれません。
その時は、あきらめるんだと思います。

私は、それよりも精神的に続けることが難しいと思ってます
家庭を持ち、ハードな会社生活を続けている
この環境が(つまり、海から遠いということ)もっとも大きなハードルになるのでしょう

故に海のそばに住んでいるということになりました。
もちろん、他に理由もありますが、大きな要因のひとつです。
故郷の大阪を捨て、海に近くて仕事もできるロケーションは私にとって
大きな大きな条件でした。

OSCの偉大な先輩もそれぞれに苦労しながら続けています。
サーフィンというのは趣味じゃやってけない。生活の一部でもない。
いわば、宗教のような精神の基盤というレベルのものかもしれません。

実際、苦労は絶えません。やらない人には伝えることがまず無理な世界
だと思います。もちろん、伝える必要もないです。
勧誘もしません。そんな無責任なことできないです。人生変えてしまうかもしれないし。
それがいいことか悪いことかは、個人が考えることですが、他人の人生に干渉するような
もんだと思ってます。どうしてもやりたいという人がいたら、じゃあ、勝手にやってください
私も勝手に始めたし。なんて答えるのでしょうね。

この稿もいつものように何書いてんだかわかなんなってきました。
まとめると、環境って大事だねって言うことだけかもしれませんが
このネタは永遠に続くので、気が向いたらまた書くことになると思います。